1.エコジョーズ補助金とは

エコジョーズは、エコ給湯器の1つであり、潜熱回収型給湯器と呼ばれています。従来の給湯器は、熱交換を行う際にあまった熱をそのまま捨てていました。しかし、エコジョーズは排気として捨てられた熱を再び回収して再利用できます。その結果、無駄な熱を減らすことができ、熱効率が95%までアップしたのです。

地球温暖化防止など、各地方において地球環境保全活動が活性化しています。その中の1つが、エコジョーズの補助金制度です。また、エコジョーズの給湯機は従来型より価格が高くなる為、それを補填する目的でもあります。
補助は重複しなければ各市町村のもの（国から各都道府県に交付されそれが市町村に配布されるもの以外、つまり独自のもの）と国庫補助両方使えます。

ただし、補助金制度は、すべての人が利用できるわけではありません。条件・注意事項をクリアした者だけが、補助金を受けることができます。自治体で交付されている補助金制度は、各地区で異なります。すべてが同じ条件ではないので注意して下さい。申し込み方法は、自治体によって異なります。自治体によって、受付期間・申し込み方法などが異なるため、細かく確認しておきましょう。

出典：https://www.u-doctor.com/guidance/subsidy.php

2.エコジョーズってどんな製品？

出典：http://rinnai.jp/products/waterheater/gas/what/ecoj/

エコジョーズの種類は、給湯器・ふろ給湯器・暖房機能付給湯器(給湯暖房機)の3つがあります。

• 給湯器エコジョーズ：給湯だけをつくるタイプ
• ふろ給湯器エコジョーズ：給湯＋お湯はり＋追いだきが可能なタイプ
• 暖房機能付給湯器(給湯暖房機)エコジョーズ：給湯＋自動お湯はり＋追い焚き＋暖房が可能なタイプ

エコジョーズは、エコな給湯器のことを言います。エコジョーズ製品の中には、おふろ沸かしの機能が付いたタイプの給湯器があり、お湯はりやガス調理機器・洗面所への給湯はもちろん、水温と設定温をチェックし、湯温が下がると自動でおいだきします。おふろのお湯を入れ替えずに沸かし直して入浴される方や、入浴時間が家族バラバラで保温時間が長い家庭では大変便利です。

また、お風呂のおいだきに加えて、床暖房や浴室暖房乾燥機にも対応する、暖房機能付きの給湯器もあるので、1台で快適な暮らしが実現できます。

3.環境性も抜群！

エコジョーズ給湯器は、必要な時に必要なだけお湯を沸かすのでエネルギーの無駄が減り、従来型よりも熱効率が良いので、地球温暖化の一因となるCO₂排出量を従来と比べ大幅に削減します。ガスの使用量を減らせ、排出するCO2も少なくできます。

高効率給湯器であるエコジョーズが各家庭に普及すれば、低酸素社会実現に貢献することで社会に大きなインパクトを与えます。これによってエコジョーズの社会的役割はますます大きくなっていきます。

また、専用のリモコンでガスや水の節約の様子を確認することもできます。お湯のある便利で気持ちいい暮しはそのままに、環境への影響はできるだけ少なく。エコジョーズに替えるだけで、ガマンしないエコな生活が始まります。

エコジョーズはほかのエコ給湯器、例えば電気温水器と比べると機器のサイズがとてもコンパクトです。さらに機器のバリーションが豊富なので、それぞれの家庭にあった機器を設置でき、スペースにも気を遣わずに済むといった利点もあります。

4.補助金以外にもコスト面で優れた製品

出典：http://rinnai.jp/products/waterheater/gas/what/ecoj/

熱効率がアップすることで、給湯に必要なガス使用量が約12%削減します。

つまり、ガス料金も約12%分減らせるので、従来型と同じだけのお湯を使っても、年間約16,500円の節約になります。購入時の本体価格は従来型よりもエコジョーズの方が高額になりますが、毎年のランニングコストの差額を見ると、およそ1年6ヵ月で従来型との価格差をクリアします。機器の価格は高額ですが、給湯器の寿命は約10年と言われているので、従来型を使い続けるよりとてもお得です。ガス料金も安くなるので、本体価格だけでなく、ランニングコストも比較して給湯器を選びましょう。