ガス給湯器と電気給湯器を比較|エコジョーズとエコキュート

燃料(ガスor電気)が違います

 

最近耳にすることも多くなった、エコジョーズやエコキュート。いったい何が違うのでしょうか。それらの大きな違いはずばり燃料です。ガスを使用してお湯を沸かすのがエコジョーズで、電気を使用してお湯を沸かすのがエコキュートです。では、それらの特徴をみていきましょう。

 

・ガスでお湯を沸かすエコジョーズ

エコジョーズとは、少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器です。従来型のガス給湯器と比べ、給湯熱効率は15%UPの95%に、ガス使用量も13%カット、CO2排出量も13%削減とお財布にも環境にも優しい給湯器となっています。また、その場でお湯を作ることができるのでタンクにお湯を貯める必要がなく、大きさもエコキュートの10分の1程度です。コンパクトで容易に設置できるので工事費用もエコキュートと比べると安いことが特徴です。お湯切れの心配もなく、その場でお湯を作るので飲用することもできます。

・電気でお湯を沸かすエコキュート

エコキュートは深夜帯の安い電力を利用してお湯を作ります。作ったお湯は貯水タンクの中に貯め、日中に使うといった仕組みです。その為、屋外にお湯を貯めるための貯水タンクが必要となり、1畳分ほどのスペースが必要です。また、お湯をタンクに貯水している為、よくお湯を使われる方はタンクの貯水量を気にしなければいけません。お湯がなくなる前にもちろん自動的にお湯を沸かしますが、深夜以外の割高な電気を使用する必要があり、余分なコストがかかります。また、一度タンクにお湯を貯めておくので飲用はできません。

 

気になる初期費用は?

・エコジョーズの初期費用

エコジョーズは、一般的な24号オートタイプで本体価格およそ35万円ほどです。それから割引して20~30万円程度です。それに工事費約4万円も含めると、初期費用は約24~39万円程です。

・エコキュートの初期費用

エコキュートは、貯水するタンクやヒートポンプユニット等すべて合わせると機器本体が高額です。350ℓの容量のもので本体価格からかなり割引できたとしても30万円程はします。さらに設置工事費用が相場で約15万円程かかるので初期費用は安くても最低約45万円程かかります。タンクの容量が大きいと約75万円程となります。

 

ランニングコストはどちらがお得?

まず、機器の標準使用年数はエコキュートで8~10年、エコジョーズで10年、どちらも約10年程です。

・エコジョーズのランニングコスト

エコジョーズは、ガス会社の料金単価によって変わってきますが、およそ年間6~10万円です。10年で見ると60~100万円程度です。

・エコキュートのランニングコスト

エコキュートは、深夜の安い電力を使用するため給湯代は年間4~6万円程度です。つまり10年で見ると40~60万円の計算です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。最後に以上をまとめたので、参考にしてみてください。

~エコジョーズのまとめ~

  • 燃料はガス
  • 大きさはエコキュートの1/10
  • 機器本体、工事費用はエコキュートよりも安い
  • お湯切れの心配なし
  • 飲用可
  • どんな物件でも概ね設置可
  • ランニングコストはエコキュートより若干高い

~エコキュートのまとめ~

  • 燃料は電気
  • 大きさは約畳1畳分
  • 機器本体、工事費用はエコジョーズよりも高い
  • お湯切れの心配あり
  • 飲用不可
  • マンション設置には不向きな場合が多い
  • ランニングコストはエコジョーズよりも安い

どちらの給湯機器も約10年という長期に渡り使用するものです。どちらにするかを決めるときには、初期費用だけでなく、使用する燃料の単価を含めたランニングコスト、設置場所の条件、使用湯量等など総合的に考えて判断する必要があります。目先だけの金額で変えてから、以前より高くなったなどトラブルを防ぐためにも一度見積もりをもらうなどしてよく検討してみるのがおすすめです。

お問い合わせ

ご相談、お問い合わせはこちらからお気軽にご連絡ください。

給湯ブログ一覧

浜松・掛川・焼津の激安給湯器の修理・設置・トラブルのハロー給湯

Copyright © ハロー給湯.All Rights Reserved.