ガス給湯器の号数アップについて

1.給湯器の設置可能号数は、何が基準?

号数が大きいほど一度に大量のお湯を使うことができます。家族の人数、お湯の使い方などから快適な号数を選びましょう。例えば3ヶ所で同時にお湯を使用する場合に快適な号数の目安は、24号になります。

給湯器の設置可能号数は、何が基準?

出典:http://kyu-to.com/description_008

※配管の状況や給水圧などの要因によってデータとは異なる場合もありますので、算出した数字はあくまでも号数を選ぶための目安としてください。

しかし、同じ世帯人数でも、お湯を使う量はそれぞれ違いが出てきます。例えば3人家族でも生活時間が違うなどの理由で同時にお湯を使う頻度が少ない場合、16号を選んでも問題ないと思います。

また、冬場は水温が低くなるため、設定温度と水温の差が広がり、1分間に作ることができるお湯の量が少なくなってしまいます。そのため、給湯器の号数を検討するときには、冬場を想定して号数を選択することをお勧めします。

号数を大きくするにつれて気になるのがガス代です。ガス代は、作ったお湯の量によって決まるので、使用するお湯の量が同じであれば、ガスの使用量にも変わりはありません。つまり浴槽に同じ量だけ湯はりをするのであれば、16号でも20号でも24号でも同じということです。

ただし、シャワーや蛇口などでお湯を使うと、号数アップによってお湯の出も良くなるため、使用量が多くなりガス代が高くなることがあります。シャワーの出が良くなったからといって、使いすぎには要注意ですね。

基本的には、使い方(作るお湯の量)が変わらなければ、ガス代も大きくアップすることはないでしょう。

ただし、号数が上がると本体価格が高くなってしまうこともありますのでご注意ください。また、反対にメーカーや機種によっては16号より20号の方が価格が安い場合もあります。ガス代や本体価格、使い勝手など、様々な角度から比較して選ぶことが大切です。

給湯器号数選び方の目安

 

出典:http://kyu-to.com/description_008

2.ガス管の太さは???

給湯器にいたるまでのガス管が細いとガスの通路が狭いため、圧力損失が大きくなり、供給ガスの圧力低下を招き、最悪の場合、燃焼バランスの悪化から故障や燃焼不良による事故が発生する可能性もあります。
この圧力損失の問題はガスメーターから給湯器までの距離にもよりますが、ごくわずかな距離だけ規定の口径より細いものになっている程度であれば問題ない場合もありますが、距離が伸びると確実に供給圧力低下を起こすので、問題あるかないかはガス会社のお客様窓口ででも相談に乗ってくれます。
ただ、もうひとつ気になるのはマンションや団地のような集合住宅の場合はその建物に引き込んでいる大元のガス管(供用管)の口径により、その建物全体に送れるガスの流量は決定します。

号数が上がれば、ガスの量も多くなるので、ガスの配管の太さも、太くなります。

RIMG3616.jpg

出典:http://zuodenki.blog10.fc2.com/blog-entry-1473.html

3.給湯器は一台で十分!

給湯器は、ハイブリッド給湯器があれば、一台で十分です。
ハイブリッド給湯システムとは、電気とガスの両方で給湯や暖房をまかなう給湯設備です。使うお湯の量によって燃料を変えることで、より効率的にお湯が沸かせたり暖房を使えたりするのです。
それもただのガス給湯器ではなく、高効率のガス給湯器であるエコジョーズとヒートポンプを組み合わせたもの。
一般的な家庭では、使用するお湯の量が季節によって変わります。ガスの熱と空気の熱。毎日を快適に過ごしながら、家から排出するCO2をしっかり減らす、 こんな理想をカタチにしたのが、このハイブリッド給湯器。 高効率のガス給湯器「エコジョーズ」と、 電気で動くエアコン用のヒートポンプユニットを組み合わせて効率よくお湯をつくるため、いつでも快適な暮らしを実現します。
給湯器にもハイブリッドの時代がやってきた!
ハイブリッド給湯器では、湯を少量だけ沸かす際はヒートポンプを使い、 大量に使ったり高い熱が必要な場合はガスで沸かすというように、使用状況に応じて熱源を切り替える仕組みになっています。
例えば、キッチンやシャワーで使う45℃程度の湯は、ヒートポンプユニットで沸かし、
容量の少ない50Lのタンク内に溜めたものを使用します。
一方、風呂などで多量の湯を使う場合には、タンク容量が少量のため、ガスとヒートポンプを併用します。 また、暖房や追い炊きを使用する際にはガスを使用します。
床暖房や浴室暖房など温水暖房にも十分対応でき、1台で家中のお湯ライフを支えます。
エネルギーのベストミックスで世界最高レベルの環境性能を実現しています。

 

お問い合わせ

ご相談、お問い合わせはこちらからお気軽にご連絡ください。

給湯ブログ一覧

浜松・掛川・焼津の激安給湯器の修理・設置・トラブルのハロー給湯

Copyright © ハロー給湯.All Rights Reserved.